我が家のベランダは「腰壁」で囲われています。
格子にする選択肢はありませんでした。
理由:
- 正面から我が家を見た時に、腰壁も他の箇所と同様の外壁目地・塗装色で統一感あり
- 目隠し
- 転落防止
- ホスクリーンを付けたい
腰壁スリット?
とは、こういうものです↓↓
腰壁スリット
HEBEL HAUS DESIGN BOOK EXTERIOR 1811
外観に量感をもたらす腰壁手摺にアクセントをつけたり、ベランダの通気性も確保できるスリットをご用意しています。
というわけで、腰壁に四角く穴を開けたものです。
ベランダで洗濯物を干す時に、風通しを良くした方がいいのかなと思って検討しました。
結論は不採用
冒頭の画像を見ての通り、そのようなスリットはありません。
導入しないことにしました。
理由1:価格が高い
検討するにあたり、価格を聞きました。
上図左から
- B-1:27,900円/箇所
- B-2:27,900円/箇所
- C:49,800円/箇所
- D:41,600円/箇所
なんぼ何でも高い!多分、2箇所は必要なので倍のコストになるし、、、
理由2:転落防止できなくなる?
子供がスリットの間から抜けて落ちる、、ということはないかもしれませんが、足を掛けてよじ登るのがカンタンになってしまいます。
そもそも転落防止の意味で腰壁なわけなので、お金を掛けて不安全な方向に持っていくのは違うかなと。
理由3:スリットを開けたところで風が流れない
腰壁に対して垂直に風が吹いていないと、スリットを通り抜けることはない、ということです↓↓
しかし、風というのは建物の壁に沿って流れるため、スリットに抜けていく風はわずかです↓↓
ヘーベルハウス側もこのように仰っていました。
腰壁スリットを付けて洗濯物が乾きやすくなった、という声は聞いたことがありません。。
ベランダの通路幅が60 cmと短く、狭いベランダの場合は、設置された方が風通しは改善されます
Ponta様宅のように通路幅が90 cm、全長(東西)も十分長いので風は流れます
我が家は下図のように、腰壁にホスクリーンを設置しています。
手前側のホスクリーンは高さをmaxまで上昇させています。
どうでしょう?風通しを考えてスリット検討しましたが、積極的に風を当てたい場合はこれで十分かと思います。
理由4:隙間から覗かれる?
ヘーベルハウスのMRさんもご自身のお宅にスリットDタイプを付けたようです。
一番右
スリットの奥に和室があるんですが、Dタイプは幅が30 cmのため、外からの視線が気になります。。
多分、アクセント的にオシャレにしたい場合に付けるんだと思います。
2020/8/27追記:こんな干し方でも乾く
実際に干している写真を載せます。
ホスクリーンは最も低い位置のまま。
腰壁のすぐ内側です 真横から見るとこんな感じ 真上から見るとこんな感じ
こんな干し方をしても2時間くらいで乾いてしまいます。
夏は太陽高度が高くて上から日光が降り注ぐから、壁があっても乾くんですね。
外からは洗濯物がほとんど見えないのもGOODです!