今回は、【Web内覧】リビング(前編)で紹介したダーツボードの設置方法をできるだけ詳しく紹介します。
注文住宅をご検討の方だけでなく、ダーツボードを設置しようかなと考えておられる方の参考になればと思いますm(_ _)m
前提条件
ここで紹介する我が家の設置方法の前提条件を述べます。
- 壁に穴を開けます。ボードを掛けるところに関しては賃貸では難しいかもしれません。
- 空配管を利用します。ここに関してはこれから家を設計される方向けの情報です。
- プレイスペースとして、幅1.5 m×奥行3.5 mは必要です。
- DARTSLIVE-200Sを使用のため、他のボードの場合はわかりかねます。
- 使用端末をiPadとして説明します。
部分部分でこれら条件を満たせない場合もあるかもしれませんが、
ここは参考になるかも
ということもあるので、是非ご覧くださいm(_ _)m
我が家のダーツスペース
写真をいくつか載せます。
私Pontaがダーツを投げているところです。
写真左側にダーツボード本体とモニタがあり、得点等が見やすくなっています。
写真右側にダーツアプリ操作用のタブレットがあります。
ダーツボードはこんな感じです。
壁はダーツが刺さらないようタイル張りにし、天井からスポットライトでボードを照らしています。
スローライン側はタブレットでアプリを操作できるようにしています。
必要なもの
必要物品と金額の目安を下表に示します。
ここで紹介するものと異なるものを選んだ場合は金額が変わってきますm(_ _)m
必要度は下記で表します。
- ◎:ないと物理的にダーツできない
- ○:あればいいな
- △:なくてもいい
物品名 | 金額 (目安、税込) | 必要度 | 目的 |
---|---|---|---|
ダーツボード (DARTSLIVE-200S) | 約23,000円 | ◎ | ダーツをおうちでプレイ |
タブレット (or スマートフォン) | 約50,000円 | ◎ | DARTSLIVE-200Sアプリ起動・操作 |
DARTSLIVE-200Sアプリ | 0円 | ◎ | ゲーム操作 |
Digital AVアダプタ | 約6,000円 | △ | タブレットの端子をHDMIに変換 |
充電ケーブル一式 | 約4,200円 | ○ | タブレット充電 |
テーブル?(我が家は3段ボックス) | 約1,400円 | ○ | タブレットを置く |
養生テープ | 約500円 | ○ | スローライン用 |
マスキングテープ | 約110円 | ◎ | ダーツボード設置用 |
ケーブルクリップ | 約220円 | ○ | ダーツボード電源線結束用 |
タブレットスタンド | 約110円 | ○ | タブレットを置く |
モニタアーム | 約2,600円 | △ | モニタを設置 |
HDMIケーブル(7.6 m) | 約1,400円 | △ | タブレットとモニタ接続 |
空配管(工事必要) | 約30,000円 | △ | HDMIケーブルを通す |
スポットライト×2 | 約4,200円 | ○ | ダーツボードを照らす (単価約2,100円) |
ダクトレール(工事必要) | 約10,000円 | △ | スポットライト設置 |
コンセント×2(工事必要?) | 約6,000円 | ◎ | 各機器電源供給 |
壁タイル(工事必要) | 約150,000円 | △ | ダーツからの衝撃保護 |
ジョイントマット | 約2,500円 | ○ | ダーツからの衝撃保護 |
◎ダーツボード:約23,000円
これがなきゃ始まりません!
我が家はDARTSLIVE-200Sを使用しています。
割とメジャーかと思います。
Bluetoothでスマートフォンやタブレットと連携するため、電源をとる必要があります。
◎タブレット(or スマートフォン):約50,000円
これは、お手持ちの端末でDARTSLIVE-200Sアプリが起動できるなら不要です。
ただし、メインで使用されているスマートフォンをダーツに使うと、ダーツ中にLINE等他のアプリが使いにくいので、別端末のご用意をオススメします。
我が家ではiPadにしましたが、Android端末でも問題ありません(^^)
念のため記載しておきますが、Bluetooth対応端末でないとダメです。
最近のものは付いてると思いますが。。。
上記金額も機種によって異なるのでご注意ください。
◎DARTSLIVE-200Sアプリ:0円
タブレットにこのアプリをインストールしておきます。
無料でインストールできますし、課金もありません。
△Digital AVアダプタ:約6,000円
iPadの画面を後述するモニタに映すため、Lightning端子をHDMIに変換します。
HDMIの他にも、Lightning端子がまた付いていて、こちらで充電も可能です。
○充電ケーブル一式:約4,200円
これはお手持ちのものでよいと思います。
足りなければ購入しましょう。
旧居時代に下記電源タップを買っていたので流用しました。
コンセントは床近くだが、タブレットは高めの位置に置きたい場合に便利です。
○テーブル?(我が家は3段ボックス):約1,400円
タブレットを置くためのテーブルです。
我が家は引越しで余った3段ボックスを使っています笑
全く同じではないですが、こういうやつです↓↓
本当はこんなテーブルが良かったりして!?
○養生テープ:約500円
レーザタイプもありますが、我が家では簡易的にテープ貼りです。
幅50 mmの養生テープにしました(一応柄あり)。
一度貼ってしまえば、位置ずれがないので安心です。
◎マスキングテープ:約110円
ダーツボード設置時、下図の設置ガイド用紙を壁面に貼り付けるのに使用します。
○ケーブルクリップ:約220円
ダーツボードの電源線が垂れないように留めるクリップです。
ダーツボード側面に電源線を這わせることで、目立たなくします。
○タブレットスタンド:約110円
タブレットは自立しないので、スタンドがあると便利です。
これは100均のもので十分かなと。
△モニタ:約11,000円
ダーツボードの幅が570 mmなので、それに合わせようとすると24 inchのモニタがピッタリです。
ゲーム(試合)しながら得点等が見られます(^^)
なくてもダーツはできますが、あると楽しさ倍増!!
ちなみに、モニタはアームを使って浮かせるので、
VESAマウント対応品でないとダメです!
ちなみに、ゲーム音はモニタから出力されます(スピーカ5 W)。
ダーツで出る音は基本的に効果音のみなので、一般的に貧弱なモニタからの音でも十分と判断しています。
△モニタアーム:約2,600円
モニタをダーツボードの上に設置するためのアームです。
これは何となく選んだのが正直なところです。。。
ダーツボードよりモニタが前に出すぎていると変なので、どんなアームを選んでも折り畳んで使うことになると思います。
△HDMIケーブル(7.6 m):約1,400円
Amazonでそれなりに安く売っています。
ケーブルの長さはへーベルハウスの工事担当の方に聞きました。
後述する空配管の中を通しています。
△空配管(工事必要):約30,000円
ご覧の通り、タブレットとモニタにはかなり距離があります。
工事とかナシでHDMIケーブルで繋ぐと、7.6 mものケーブルを壁に這わせる必要があり、見た目があまりよろしくないと考えます。
なので、空配管で壁の内部にHDMIケーブルを通して見た目スッキリ!というわけです。
タブレット側はこうなっています↓↓
写真左側の四角い穴から黒いHDMIケーブルが伸びています。
一方、モニタ側はコチラ↓↓
こちらも四角い穴からHDMIケーブルが伸びていて、モニタに繋がっています。
これができるのはある意味、新築の特権かもしれません。
空配管の構えがない場合は、Chromecast等でミラーリングと考えます。
※私は試したことがないです。環境によっては反応が悪かったり、音ずれしたりしそうな気が。。。
○スポットライト×2:約4,200円
ダーツボードを照らすための照明です。
我が家では安価なものにしました。
ダクトレールに設置し、天井から照らすことでプレイの邪魔になりません。
照明はあった方がいい!
なくても遊べますが、あった方が快適だと断言します。
下図、リビングのシーリングライトは両方ONです。
左図がスポットライトなし、右図がありです。
実際に投げてみるとわかるのですが、左側は暗くて投げにくいです。
そして、2つ以上がいい!
照明は2つ以上の設置をオススメします。
写真だとわかりにくいのですが、、、
左図は左側スポットライトのみ、右図は両方ONです。
照明が一つだけだと、ダーツが刺さった時に影ができてしまいます。
これも意外と気になります。。。
△ダクトレール(工事必要):約10,000円
上述の照明を設置するためのダクトレールです(3 m)。
ダーツのためだけなら1 mあれば十分ですが、壁タイルを照らすために長くしています。
費用の内訳は下記です(税抜き)。
名称 | 単価 | 数量 | 価格 |
---|---|---|---|
天井下地補強 | 1,200 | 3 | 3,600 |
ダクトレール(3 m) | 5,500 | 1 | 5,500 |
合計 | 9,100 |
というわけで、消費税10 %として、大体10,000円程度です。
これも新築設計時だから織り込めたと思います。
◎コンセント×2(工事必要?):約6,000円
タブレット側にコンセント1箇所、ダーツボード・モニタ側にも1箇所は最低限必要です。
新築設計時であれば、位置は自由に決められます。
タブレット側は3段ボックスの裏にあります。
ダーツボード側はモニタの裏側に。
ダーツボードの真上に来るよう、高さは床から2100 mmとしています。
電源が必要だという意味で「◎」にしていますので、既にコンセント位置が決まっている場合は、延長コード等で対応可能と考えます。
△壁タイル(工事必要):約150,000円
これは、、、なくてもいいです汗
ただし、通常の壁クロスにダーツが何度も当たると、穴が開いたり傷ついたりします。
我が家では、下記理由でリビングの壁一面だけタイル張りにしました。
- ダーツボードを壁に直接掛けるため壁面保護したい
- 妻の強力な希望(おしゃれなリビングにしたい!)
かなり高額でした。。。寸法は幅約3.5 m×高さ約2.4 mです。
でもやってよかった。うん。
本当におしゃれです(^^)
そして、ダーツが当たっても目立つ傷は付きませんし、割れることもありません。
壁クロスの場合は、ダーツボード周囲に何かを貼る?か、それこそダーツスタンドの方が良いかもしれません。
○ジョイントマット:約2,500円
ダーツが必ずしもボードに刺さるとは限りません。
まあまあの頻度で落下します。
そのため、床面の保護をオススメします。
我が家は娘Pom姫の遊びスペース用ジョイントマットでダーツから保護しています。
選定したものは厚さ7 mmなのでダーツボード直下は二重にしています。
7 mm程度の厚さはダーツなら貫通します。
次回へ続く
というわけで、必要なものを工事必要なものから細かい物品まで列挙したつもりです。
当然、環境や作りたいダーツスペースによって必要なものは変わってくるので、本記事が何かのヒントになれば幸いです。
次回は上記物品の設置編です。
是非ご覧ください!